1月23日(火)
寒い週末が明けてやや小春日和の日差しを受けてのスタートでした。
この日はいつものように元気なYちゃんとMさん母娘がNさんをお誘いして参加してくださいました。
プログラムのメインは、「こどもにかかるお金ってどのくらい?」と題して、子どもが大きくなるにつれ、なんとなく、モヤモヤとしてくる「教育費」をとりあげました。
まずはこどもの成長とともにどのようなお金がかかるのか、を取っ掛かりに、「教育費」に含まれるものから出発。
「2022年度全国友の会教育費調べ報告」を参考に学齢が上がるにつれ、公立、私立と、学校でかかるお金と家庭でかかるお金の推移、家計に占める教育費の割合などを比較してみました。
2022年度の調べではアンケートで「自立」を教育の目的に挙げた人が最も多かったと報告されました。親として子供の将来の安定を願う気持ちに共感できるものの、今日、社会状況や、進学、就職をめぐる環境と「当たり前」は目まぐるしく変化しています。教育を受ける本人にとってやり甲斐のあるゴールを実現するためには、家族で話し合い道筋を考えてゆくことを抜きにはできません。また、その話し合いに参加する上でも、子どもにお金の大切さを早くから教えることも。…等など。
伝えたいこと満載なのに十分整理しきれなくて、あっという間に時間切れ。話し合いはおろか、かえって不安にさせてしまったかも、と反省することしきり。
思えば、自分自身の子育てを振り返っても、子どもが幼稚園や小学校に上がった時に感じた喜びは「親」になればこそ。かけがえのないものでした。Mさんも、Nさんも、今は真っ直ぐにその喜びに浸ってほしいと思います。そしていつか子どもの勉強や進学が気がかりになったら、「ひだまり」のおばさんたちを思い出して、知恵を借りに来てくれたら嬉しいな。
全国友の会 教育費調べについては、婦人之友1月号にも特集がありますので、ご参照下さい。
読書 「習慣はいかに幼児を支配するか」
ーおさなごを発見せよー
参考資料
「2017年度全国友の会教育費調べ報告」
「2022年度全国友の会教育費調べ報告」
婦人之友2024年1月号
全国友の会 「友の新聞775号」
この直後、私は不覚にもコロナに捕まり、余儀なく療養。幸い後遺症もなく、今は順調に回復してこの報告を書いておりますが、コロナとインフルエンザは感染を広げています。油断は禁物。くれぐれもご注意ください。
2月は、入園入学グッズの制作を予定しています。お楽しみに。